茶位ギター工房 80年代以降モデル 幕開け 〜幸信 - 幸弘〜

Yukinobu Chai No.15 1981年 （1990年代以降　NO.25相当） 茶位幸信氏が上質なジャーマンスプルース単板とローズウッド合板で製作した中位モデルです。 茶位幸信ギター工房は、1980年頃を境に、需要の増大（一般ユーザーに加え、新堀ギター音楽院の生徒等）に対応できるように効率化され、ギター構造等の様々な部分も変更されました。 音については、澄んだ響きから、明るく音量あるタイプへ（イメージはドイツ系からスペイン系） 外観については、ヘッド形状変更や胴厚のアップ、ナット幅縮小、塗装厚のアップ等。 ざっくりで言うと、初心者にも手頃な価格帯でも音量良く鳴るモデルを実現した感じです。 出品の手工品もその流れを汲んでおり、鳴りは全音域バランス良く張りのある響きとなっています。 また、現在、茶位ギター工房は、ご子息の幸弘氏が引き継いでいますが、幸弘氏のギター（手工品）もこの転換期以降の流れ上にあります。 そのため、茶位幸弘氏のギターを検討している方にもおすすめできるギターです。 1981年の15万円モデルで、オール単板でないのは、楽器性能としては（トップ材の構造（写真19枚目。20枚目は旧式）や材質、ペグ等に良いものを採用し）、オール単板品に劣らないと自負しているためだと思われます。 状態は、トップ、サイドバックいずれも小さなギスはありますが、目立つキズや板割れはなく、美品の部類だと思います。 茶位幸信氏の転換期スタート時期の作品で、 幸弘氏にも受け継がれていった現行モデルの源流 茶位幸信　　1981年　NO.15 をどうぞ宜しくお願いします。 弦長　　: 650mm ナット幅: 50.5mm 胴厚　　: 99〜104mm 弦高 : 12フレット 6弦4.0mm 1弦3.5mm （サドル余り2〜3 mm） ネック　: ほぼストレート ギターを写真のハードケースに入れ、プチプチ等で梱包して発送いたします。